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【健康情報「ウイルスへの知識と理解」】

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この健康情報では、最新の情報とセラピストとして役立つ豆知識をお伝えいたします。

全国的に催事などの延期、スポーツの分野では無観客での試合実施など過去にない事態になっていますね。一日でも早い収束を祈るばかりです。

今回の健康情報では、その原因であるウイルスに関して知識と理解について解説していきます。

●ウイルスとは
感染症を引き起こす主な病原体は、ウイルス、細菌、真菌です。
ウイルスは、生命の最小単位である細胞や細胞膜も持たないため自己増殖することがなく、人の細胞の中に侵入し増殖します。

●様々なコロナウイルス
・SARS:重症急性呼吸器症候群コロナウイルス(SARS-CoV)
・MARS:中東呼吸器症候群コロナウイルス(MERS-CoV)
・新型コロナウイルス感染症(COVID-19)

●コロナウイルスの構造的な分類
ウイルスの構造的な分類として、エンベロープ構造(脂質と糖タンパクからなる被膜)を持つタイプのもの、持たないタイプものが存在しますが、コロナウイルスは前者のエンベロープ構造(脂質と糖タンパクからなる被膜)を持つタイプのウイルスです。
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●コロナウイルスの特徴
前述のエンベロープ構造をもつウイルスは脂質に作用するもの(消毒用アルコールや石鹸など脂質を溶かすもの)で処理すると容易に破壊することができます。

●今現在わかっている新型コロナウイルスの世界的共通認識
・潜伏期間中のウイルス排泄
・不顕性感染

●インフルエンザ、SARS、MARSと、新型コロナウイルスの大きな違い
「コロナウイルスは、潜伏期間中にウイルスを発生する」
一方、インフルエンザ、SARS、MARSは潜伏期間中にウイルスを出さない。

●不顕性感染とは
・感染が成立していながら臨床的に確認しうる症状を示さない感染様式のこと。
・感染源として自覚症状がないうちに病原体を他個体に拡げてしまうおそれがある。

▼NIID国立感染症研究所:新型コロナウイルス(2019-nCoV)関連情報について
https://www.niid.go.jp/…/coro…/2019-ncov/9324-2019-ncov.html

▼ウイルス粒子の構造と各部の機能
http://www.med.akita-u.ac.jp/…/kansensho/virus17/kouzou.html



皆様と皆様のご家族が健康でありますように願っています。
今だからこそ、しっかりとした知識をもって予防しましょう!

2020年02月27日 20:06

【健康情報「免疫力と睡眠」】

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この健康情報では、最新の情報とセラピストとして役立つ豆知識をお伝えいたします。

今、日本中で猛威をふるう新型コロナウイルス。 ニュースでこの話題を聞かない日は無いくらい深刻ですよね。今回の健康情報では、予防に大切な「免疫力と睡眠」について解説していきます。
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【免疫力とは】
ヒトには、ウイルスや細菌などの病原体が体内へ侵入するのを防いだり、体内に侵入してしまった病原体を退治したりする「免疫システム」が備わっています。皮膚、鼻・のどなどの粘膜にある「免疫細胞」は侵入を防ぐ役割を、マクロファージやリンパ球、顆粒球などの白血球群の「免疫細胞」は侵入してきた病原体を退治する役割を担っています。これらの免疫細胞が弱かったり、数が足りなかったりすると身体はウイルスや細菌に負けてしまいます。
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新型コロナウイルスが発生して感染が拡大している今、予防意識は非常に高いですよね。一般的に言われているのは「マスクの着用」「こまめな手洗い・うがい」と言われています。最新(2/21付)の国立国際医療研究センターの発表でもそう示されています。
https://www.niid.go.jp/…/…/epi/corona/2019nCoV-01-200221.pdf

予防策の強化として私たち自身のカラダの内部、すなわち免疫力も同時に高めることも必要だと考えられています。免疫力を高めるためには適切な食事や体温を上げるなど沢山ありますが、今回は「睡眠」に着目してみたいと思います。
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【免疫力と睡眠の関係】
ヒトは眠ることで自律神経のバランスをとっているため、睡眠不足では免疫力が低下します。十分な時間の睡眠をとることは免疫の働きを高めるうえでとても大切とされています。海外の研究によると、睡眠時間が6時間未満の人は7時間以上の人より4倍以上風邪を引きやすい、という結果が出ています
(カリフォルニア大学サンフランシスコ校の研究、Sleep, 38:1353, 2015)。

しかし睡眠時間が長すぎてもリンパ球過剰になるので、寝すぎは良くありません。夜更かしは交感神経優位になり、昼夜逆転生活は副交感神経が優位になりすぎるので、基本は早寝早起きが大切です。

起床時間を「毎朝5時起き」など時刻で決めるより、実際の日の出に合わせると良いとよいでしょう。交感神経が緊張しやすい冬は日の出も遅くなるので、日が昇るまではたっぷり眠る、夏は日の出が早いので、起きる時間も早めにして春と秋はその中間。カーテンを薄めにすると、太陽光入るので自然に目覚めることができます。
そうして、免疫力を季節リズムに合わせた効果的な睡眠から整えることができます。

2020年02月22日 20:02