学生時代から現在に至るまで
学生時代 - 社会人一年目 - セラピスト転身
学生時代から肩こりや代謝不良に悩まされていたため、マッサージ・エステティックサロン・スポーツジム・ヨガに通っていました。それにより心身ともに元気になり、以前よりポジティブになれた体験から、「自分も健康/美容分野の仕事を通じて人に夢や希望を与えられる存在になりたい」と思うようになりました。
しかし、就職活動で健康/美容分野の企業からの内定がとれず、別分野の企業に就職しました。配属された職種が営業職。学生時代に憧れていた職種とは全く異なり、初めは戸惑うこともありましたが、この新卒一年目の経験があったからこそ今があるといっても過言ではありませんし、そこにはたくさんの学びがありました。
入社したからには、必要とされる人材へと成長し、そのうえで次のステップに行きたいと考え、成し遂げることでしか得られない役職(会社の定める定量目標を一定期間で達成)に昇格できたところで退職するという具体的な目標を掲げ、ちょうど1年後にその目標を達成し退職しました。
その後、学生時代からやりたかった健康/美容分野の仕事をすべく、エステティックサロンに転職しました。転職してから3年ほどは学びながらセラピストとして実務をこなす日々でした。4年目からは、セラピストとしてだけでなく新店舗の立ち上げやマネジメントも経験もさせていただきました。また、新店舗の立ち上げ成功実績から、赤字サロンの業務改革の現場責任者に抜擢され、赤字店舗の黒字化を達成いたしました。また個人レベルでは3年連続トップセールスを記録しました。
オーストラリア渡航のきっかけ
当時、勤務していたサロンでお客様を担当させていただくたびに、より結果が出る施術を身につけることへの執着が強くなっていった私の欲求を叶えるべく、当時の上司がオーストラリアのマッサージセラピーを探し当ててくれ、程なくしてその技術をサロンに導入することが決まり、幸運にも私は現地に渡り学ぶことになったのです。そのときにお世話になったのがゴールドコーストでサロンとスクールをやられているマーティー松本先生とFutureTherapyAcademyの先生方です。そこでリメディアルマッサージ(代表的なオーストラリアのマッサージセラピー)を教えていただいたことがきっかけでこの技術にのめりこみました。その数年後にオーストラリアの政府認定スクール Massage Schools of Queensland(MSQ)にお世話になりリメディアルマッサージを学び資格を取得させていただくことができました。
セラピストスクールを始めたきっかけ~今日まで
2007年に勤めていた会社の中で、オーストラリアのマッサージセラピー技術を指導するスクールも併設することになり、当時の上司よりスクール立ち上げメンバーに推薦していただき、お引き受けさせていただいたことがきっかけです。
講師としてディレクターとしてスクールを立ち上げ現場をお預りする中で、スクールや事業に対するビジョンが芽生えはじめ、実現したい想いが強くなっていき、次第に独立を考えるようになりました。
しかし、いざ独立という構想と具体的に向き合えば向き合うほど、その重さに押し潰されそうになり、結局のところ覚悟を決めるまでに2年を要しました。
会社という信用があったからできていたことも多分にあり、その看板をはずしたら自分はやっていけるのだろうか? どうやって運営していこうか?と何度も何度も考えた末、2011年秋に独立を決断し会社に退職を申し出ました。
独立するわけですから、当然のことゼロから受講生やお客様を集めていく前提で考えておりましたが、独立のタイミングとほぼ同時に、所属会社(本社が北陸)が東京の店舗を閉めることになったことから、私にお客様を引き継げるようしてくださいました。独立してスクールを運営できているのも、当時お世話になった会社とチームメンバー、FutureTherapyAcademy、Massage Schools of Queenslandの皆様のおかげです。
これまで、たくさんのご縁とお力添えがあり今があります。これからもいただいたチャンスを大切に、そしてお世話になった方々に少しでも恩返しをしていくことができるよう努めていきたい所存です。
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