【健康情報「2020年の冬、寒暖差疲労に要注意?!」】

今週に入り、全国的に急に冬を感じる寒さになってきましたね。それもそのはず、今日から一週間前との寒暖差はなんと「マイナス7.2度(平均気温/東京)」なんです。一般的に5度を下回る気温の変化で寒暖差による疲労が生じると言われています。それではこの寒暖差疲労についてブログでお伝えしたいと思います。
寒暖差疲労とは
「寒暖差によって疲労が蓄積した状態」を意味します。今年でいうと11月中旬から今にかけて(季節の変わり目による気温の大幅な変化)、朝と夜とで気温差が激しかったりすることで、体は寒暖差を感じて疲労を溜め込んでしまいます。ヒトの体には、暑いと汗をかき、外気温の高さに応じて体温調節を行う機能があります。この役割を担う神経が「自律神経」ですが、この自律神経を正常に機能させるには、一定以上のエネルギーが必要。気温差が大きいほどこのエネルギー消費が必要となります。気温差が激しい状態が続いてエネルギーが枯渇することで、体が疲労を生じてしまうのです。寒暖差疲労による体調の変化
寒暖差疲労によって、次のような体の変化、不調が引き起こされる可能性があります。・ 肩こり、腰痛、頭痛
・ めまい、不眠
・ 食欲不振、便秘、下痢
・ イライラ、気分の変化
・ 冷え、むくみ

生活習慣からできる予防と対策
1、運動:激しいスポーツは必要ありません。移動時や家事など、毎日の生活の中で何気なく行っている動作に、軽い負荷をかけてみましょう。「エレベーターやエスカレーターを使わず、階段を使う」「軽い運動の後にストレッチを心がける」など今できることから始めることが大切です。
2、飲物:冷たい飲み物はなるべく控えて、温かい飲み物をとる習慣をつけましょう。白湯やスープなどの温かい飲み物を積極的に飲んで、体の内側からじんわりと温めることがポイントです。
3、入浴:入浴することで、体に蓄積された老廃物や疲労物質が取り除かれる「温熱作用」のほか、血液やリンパの流れを改善する「水圧作用」、筋肉や関節をリラックスさせる「浮力作用」の3つの効果を得られます。
4、食事:臓器を安定させることで深部体温が上昇し、自律神経も安定します。根菜類(冬や寒いところで取れる食べ物)を多く摂りましょう。免疫力を高めるために、栄養バランスの良い食事を心掛けることも大切です。
▲特に体を温める効果がある、ニラやネギ、しょうが、ニンニクを使った料理が効果的と言われています
これからもTRTAではセラピストに必要な衛生や健康情報をこのブログを通じてお届けしていきたいと考えています。皆様と皆様のご家族の健康を祈っております。
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