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2020年5月の記事:TRTA 東京リメディアルセラピーアカデミー BLOG

【健康情報:最先端の企業も実施する「仮眠」の効用】

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この健康情報では、最新の情報とセラピストとして役立つ豆知識をお伝えいたします。

先日ようやく緊急事態宣言が解除されましたが、皆さまの生活習慣にも変化があったのではないでしょうか? 
今回お知らせする健康情報は、生活習慣での効果が期待できる「仮眠」についてお伝えします。今では多くの企業が推奨しており、GoogleやNASAなど海外企業が「エナジー・ポット」と呼ばれる特設の仮眠室を導入するなど話題を呼んでいます。休憩する時間に着目し、パフォーマンスを発揮できる環境が整備されているそうですね。

【仮眠の定義と種類】
何時間何分という時間の定義は無いものの、一般的には夜間の主睡眠の半分以下であれば仮眠とみなされるそうです。又、仮眠はどのような理由かにもよって種類が変わります。
睡眠不足を解消するための補償的仮眠、退屈や寝ることを好きだからという理由の付加的仮眠、食後など日常的にとる習慣性仮眠。夜勤前など、その後の眠気を予防するための予防的仮眠など種類は様々です。
 
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【理想的な仮眠時間と効果】
昼間の30分以下の短時間仮眠は徐波睡眠が出現する前に覚醒することになりますので、夜間の主睡眠にも影響は与えません。さらに日中の短時間仮眠の効果として、午後の眠気や疲労の改善、記憶や認知作業の成績向上、運動技能の向上などあるそうです。なので、日中に仮眠をとる場合は、30分以内の短時間睡眠が有効といえますね。
 
【国内での発表】
日本でも、厚生労働省が2014年3月に公表した『健康づくりのための睡眠指針2014』において、午後の早い時刻に30分以内の短い昼寝をすることは眠気による作業能率の改善に効果的であると書かれています。
https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000042749.html
 
 
今後もウイルスは完全に消滅する訳ではなく、ウイルスと共に私たちは生活をしなくてはなりません。その中で生活習慣の調整やセルフマネジメントは必要不可欠と思います。
健康維持を基本として、皆さまと皆さまのご家族が元気であることをこれからも祈っております。
 
 
 
2020年05月26日 21:42