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オーストラリアの文化・教育の魅力
TRTA代表:渡辺万里子

東京リメディアルセラピーアカデミー

日本と反対側にあるオーストラリアは、人口密度も文化も、日本と真逆といってもいいくらいの国です。

多様な文化や価値観を持つ人々が共存し独自の文化が創り上げられてきた国で、教育にもそれが反映されています。また、自然療法の普及が進んでおり、老若男女にマッサージセラピー(オイルマッサージ)が日常的に利用されています。


●オーストラリアの教育で感銘を受けた話:
友人の子供が非常に独創的な絵を書いて学校に提出しました(親が心配するほど、ハチャメチャな絵)。しかし、その絵に対して先生が残したコメントが「WELL DONE!=よくできました」だったのです。日本の場合、型にはめてしまいがちであるがゆえ、模範から外れたものに対して「よくできました」とはおおよそ言わないでしょう。
「個性を尊重する」「答えは一つではない」という価値観が根底にあるからこそ、オーストラリアではこういった素敵な教育ができるのだと心から感銘をうけました。

●自分軸の確立と多様性を育む教育:
マッサージスクールの授業では、「●●について、自分の考えを述べよ」という小論文課題や、2~6名のグループでディスカッションをする時間もありました。
こういったワークを通じて「自分の考えを纏めること」「異なる考え方に触れることで視野が広がる」「異なる意見をすり合わせてベストな方法を導き出すこと」などが鍛えられました。
セラピストとしての自分軸をつくる良い訓練だったと思います。

そんな、個性を尊重し多様性を育む教育スタイルに共鳴いたしました。そしてTRTAの教育方針が確立されるもとになりました。
 

TRTAの理念

オーストラリアのマッサージスクールのテキストの中で非常に心に残っている文章があります。 それは、「 Develop your own style. (自分のスタイルを確立しなさい。)」

TRTAの教育方針における座右の銘にもなっています。 自分のスタイルを確立することを促すということは、「個性を尊重し、多様性を包含し、自主性を促す」ということでもあります。

教育現場だけでなく社会全体としても、多様な個性・生き方・価値観が包含されていくと、差別や偏見や争いがなくなり、幸せに生きる人が増えるのではないかと思います。

人は教育により物の見方や視点が変わりますし、可能性も広がります。 今まで解決できなかった問題が解決できるようになった、今までは難しく思っていたことが発想の転換で楽に考えらえるようになった等、良い教育は人の心や思考をブレークスルーさせると思います。

TRTAはこの教育を徹底的に追求し、“世界基準の専門知識と技術”をしっかり身に着けられる、そして“広い視点”や“深い洞察”を得られるスクールであることを目指しています。

骨太の基礎力を身に着け、セラピストとしてのブレない軸ができることで、自信をもってイキイキ活躍し成果を出せるプロフェッショナルになること、それがセラピストという仕事で生きていく方々の幸せにつながると信じています。

“セラピストスクール”とは、「人」を解剖学的側面から学ぶ場であり、施術を通して感覚的な部分を学んでいく場であり、自分の心身とも向き合う場であり、クラスメイトや講師とディスカッションすることで価値観・視点を拡げる場であり、幸せに生きる(人生を楽しむ)ための方法を模索する場であると思っております。

セラピスト教育を通じて一人でも多くの方の幸せに貢献できるよう取り組んで参ります。